病気

2019年07月19日
 父親が亡くなった時、筆者は29歳だった。
 
 その後30代の前半で、糖尿病を患った。
 
 現在までの10年で入院2回、手術1回、通院はほぼ毎月。
 
 膵臓が涸れ果てているため、インスリン注射が欠かせない。
 
 途中で、町の病院から地元の診療所に治療を移した。
 
 そこで主治医を変えたのはよかったが、肝心の血糖値は下がらない。
 
 根治が期待できないだけに、厄介な病気だ。
 
 直接的には、この病気が筆者の人生を狂わせた。
 
 一度は始めた農業を断念することになった主たる原因は、まさにこれだと思う。
 
 見た目は五体満足に見えるだろうが、実際には小さな異常が頻発する、筆者の肉体。
 
 正直言って、長持ちするとは思えない。
 
 独身だから、その点は気が軽い。
 
 ただ、母親が高齢なのを考えれば、時間的な余裕はない。
 
 焦る。
 
 ものすごく罪な十字架を背負ってしまったものだ。
 
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Posted by くろねこ  at 04:16 │家を守る