これは人権問題

くろねこ

2019年11月01日 13:59

 少し前に、憲法との絡みを書いたけど。
 
 改めて条文を読み返して、大事なことを思い出した。
 
 人権は、人が人であるための権利。
 
 生まれた時から誰もが持っているもので。
 
 誰しも、他人のそれを侵すことはできない、尊い権利。
 
 中学くらいに習ったはずなのに、ずっと忘れていた。
 
 あまりにも基本的なことだから。
 
 その点を踏まえて、うちのケース。
 
 地主のT氏の行動は、問題だらけだ。
 
 個人の借主とは話し合いをしない方針が、そもそもの間違いで。
 
 その方針を土台にして、強気の態度に出る。
 
 彼から土地を借りる立場からは、それが傲慢に見える。
 
 一般的には、その程度の話、なのかもしれない。
 
 だが本当は、もっと深刻だ。
 
 彼の傲慢なやり方が、相手に対しては、何らかの人権侵害をもたらしている。
 
 ほぼ確実に。
 
 違法性のある行動が目立つから、当たり前の話。
 
 理由もなく怒鳴り込んでくる、なんて犯罪性のあるものまである。
 
 法的に、モラル的に、だけではなく、人権的にも、アウト。
 
 問題にならないのがおかしい。
 
 と、筆者は思うのだが…
 
 日本の現実は、あまりにも厳しすぎる。
 
 対応する法律がない。
 
 それだけではない。
 
 居住権という定義がまずないから、本質をつかみにくい面がある。
 
 うちの件を分析すると、相手の直接行為しか、問題にできないらしい。
 
 つまり、怒鳴り込んできたこと、情報を伝えなかったこと、これくらい。
 
 たまたま表面化した一つの事象に、大きな意味はない。
 
 そこに固執すれば、確実に判断を誤ることになる。
 
 実際、これは住まいに関する人権問題だ。
 
 名前があるとすれば、やはり居住権。
 
 T氏が「立ち退き」という言葉を伝えてきたことで、はっきりしている。
 
 下手をすれば、その場所に住めなくなるかもしれない。
 
 契約通りに地代を払えば、法的には住む権利を失わない。
 
 そうであっても、「立ち退き」という言葉は、重い。
 
 突きつけられれば不安になる。
 
 気にするな、と言われても意識してしまう。
 
 筆者もそうだった。
 
 お母さんは、自ら家を壊そうと考えてしまうほど、追い詰められた。
 
 直接手を触れていなくても、壊された。
 
 しかも、T氏のは、悪意だ。
 
 地主だから許される話ではない。
 
 これだけ明確に居住権の侵害があると言えるケースは、なかなかないと思う。
 
 筆者は、ただ今の家を守って、そこで安心して暮らしたいだけだ。
 
 もちろん、お母さんとの同居は、必然。
 
 そんな、人として当たり前の願いが、人にあるまじき悪意によって蹂躙されては、まずい。
 
 これは人権問題。
 
 目を背けることなく、社会が真剣に向き合う課題なのだと思う。

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